看護師になる方法は一般的にふたつあり、中学を卒業後に看護科のある高校や看護学校に進学、もしくは、高校卒業後に医療系の専門学校、または大学に進学するかのどちらかです。
准看護師になるなら中学卒業後に看護科がある高校や看護学校へ進学するか、高校卒業後に専門学校へ進むことになりますし、高校から大学へ進学すると正看護師としての受験資格を早い段階で得ることが出来るので、最初から正看護師を目指すことが出来ます。
どちらの方法で看護師を目指すかは個人の自由ですので、なるべく早い段階で進路を決めておく必要がありますが、看護師は社会人になってからも目指す人の多い資格でもあります。
基礎的な学力をしっかりと身につけておき、その時に備えておくといいでしょう。
ただし、准看護師に関しては各自治体において考え方に違いがあり、神奈川県ではすでに准看護師養成に関して停止する意向で、民間の看護学校が正看護師を養成出来るようスムーズな移行を支援すると発表しています。
今後、他の自治体でどのような動きが出るかはまったく未知数であり、准看護師を目指すべきか、時間をかけて正看護師を目指すべきか迷う方も出て来ることが考えられます。
安定した看護師の確保が目的ではありますが、実際の医療現場との兼ね合いも大事であり、不足と言われている看護師をどのように育成するかは国や自治体の大きな課題と言えるのではないでしょうか。
看護師を目指している方は、国や自治体の動きにも注目し、進むべき進路を決めるようにしましょう。